GUIDE
大きくなった子から「勝手に私の写真をSNSに上げないで」と言われた。どうすればいい?
書き手:せーの!開発チーム最終更新:
まず謝り、今ある投稿を子どもと一緒に見直して、残す・範囲を絞る・隠す・消すを本人に選んでもらいましょう。 これから載せるときは載せる前に1枚ずつ聞くと家のルールにすると、親子のすれ違いが続きにくくなります。
WHY
なぜ起きるのか
親にとっては、成長の記録を友人や知人に見せる、ごく自然な投稿です。小さいころの写真なら今の顔と違うので問題ない、と考える人も多いでしょう。 けれど子どもの側から見ると、自分の知らないところで、自分の写真が親の知り合いに見られていたことになります。友人から投稿のことを言われて初めて知った、というケースもあります。
子どもが中高生や大人になると、どの写真を誰に見せるかを、自分で決めたいと思うのは自然なことです。 国のこども施策の基本理念を定めたこども基本法(2023年4月施行)も、子どもが年齢や発達の程度に応じて、自分に直接関係することに意見を言う機会が確保され、その意見が尊重されることを掲げています。 写真の公開も、子ども自身に直接関係することの1つです。
「親なのだから載せてよい」と返すと、写真の話が親子関係の話に広がり、連絡が途絶えることもあります。 写真の扱いは親子で決め直せることなので、先に気持ちを受け止めるほうが、話が早く片づきます。
HOW TO
今日からできる対策
まず謝って、最後まで言い分を聞くアプリ不要
「嫌な思いをさせてごめんね」と先に伝えます。小さいころの写真でも、本人にとっては自分の写真です。 どの投稿が嫌だったのか、誰に見られたのが嫌だったのかを聞くと、消すべきものと残してよいものの線が見えてきます。
今ある投稿を一緒に見て、本人に選んでもらうアプリ不要
親のアカウントの投稿を子どもと一緒にさかのぼり、1枚ずつ「残す」「見る人を絞る」「隠す」「消す」に分けます。 親が良かれと思って選ぶのではなく、本人が選ぶことが大事です。きょうだいが写っている写真は、その子にも聞きます。
見る人をまとめて絞る、消さずに隠すアプリ不要
Facebookなら、アカウント設定の「過去の投稿を制限」で、公開になっている過去の投稿をまとめて友達だけに変えられます。ただし1回のクリックでは元に戻せません。 Instagramなら、投稿の「…」から「アーカイブ」を選ぶと、削除せずに自分だけが見られる場所へ移せます。思い出として残したい写真は、この方法で手元に置いておけます。
出典:Facebookヘルプセンター「Facebookであなたの過去の投稿のプライバシー設定を選択する」/Meta(Facebook Japan)「Instagram、過去にシェアしたフィード投稿を非公開にできる『アーカイブ』機能を発表」(2017年6月)
これからは「載せる前に聞く」を家のルールにするアプリ不要
載せたい写真があれば、投稿する前に本人に見せて、載せてよいか、誰まで見えてよいかを聞きます。 中高生のうちから「自分の写真の見せ方は自分で決めてよい」と伝えておくと、子どもも嫌なときに言いやすくなります。
WITH SEENOW!
せーの!でやる場合
せーの!は、家族や友達と1日2秒の動画を共有するアプリです。SNSの投稿の整理には使えませんが、家族の中だけで見たい写真の置き場所にはなります。
- 招待したメンバーだけが見られるグループで共有でき、検索にも出ません。子ども本人もメンバーに入れておけば、何が共有されているかを本人が確かめられます。
せーの!ではできないこと
- SNSに投稿済みの写真の公開範囲を変えたり、消したりすることはできません。各SNSの設定で行ってください。
基本機能はずっと無料。
POINT
この状況ならではの注意点
鍵をかけたアカウントでも、本人の知り合いに伝わることがある
非公開のアカウントでも、フォロワーの中に子どもの友人や先生の知り合いがいれば、写真のことは本人に伝わります。「誰が見ているか」まで含めて、子どもと一緒に確かめましょう。
親の気持ちも、伝えてよい
成長を誰かに見てほしい気持ちは自然なものです。謝ったうえで「この写真だけは家族の中で見たい」と伝え、見せる場所を家族の中に移すと、親子どちらの気持ちも残せます。
FAQ
よくある質問
小さいころの写真で、今の顔とは違うのに嫌がられます。
顔が違っても、本人にとっては自分の写真で、名前や家族のことと結びつけて見られます。何歳の写真なら載せてよいかは親が決めず、本人に聞いて決めましょう。
全部消すように言われました。思い出がなくなるのがさみしいです。
SNSから消しても、スマホやパソコンの元の写真は残ります。Instagramならアーカイブで自分だけが見られる形にもできるので、本人と相談して残し方を決めましょう。