GUIDE

実家の近くに住みたい。親に来てもらいやすく、近すぎない距離はどのくらい?

書き手:せーの!開発チーム最終更新:

距離は「何km」ではなく、親がふだん使う交通手段で片道何分かで考えます。 頼みたい場面を書き出してから候補を絞り、UR賃貸の近居割のような制度も確かめましょう。

WHY

なぜ起きるのか

「実家から10km」と聞くと近く感じますが、車なら20分でも、電車とバスを乗り継げば1時間近くかかることがあります。こちらは近くに越したつもりでも、車を運転しない親にとっては「遠いから行けない」距離になります。 国土交通省の住生活総合調査も、親子の住まいの距離を「徒歩5分程度」「片道15分未満」「片道1時間未満」のように、ふだんの交通手段での片道の時間で分けています。

親の近くに移るのは、珍しい選択ではありません。同じ調査で、最近5年間に住み替えた世帯の11.8%が、住み替えの目的に「家族等との同居・隣居・近居」を挙げました。 一方で、近すぎると別の悩みが出ます。隣に住む祖父母がほぼ毎日孫に会いに来て、授乳中にも話しかけられて気が休まらない、という相談も見られます。会いやすさと、ひと息つける距離の両方が必要です。

HOW TO

今日からできる対策

  1. 親に頼みたい場面を、先に書き出すアプリ不要

    「残業の日の保育園のお迎え」「週末の買い物の間の預かり」「夕ごはんを一緒に食べる」など、頼みたいことを並べます。お迎えのように急いで来てもらう場面が多いなら片道15分以内、週末に会うのが中心なら30分〜1時間でも足ります。

  2. 親の交通手段で、実際の片道時間を測るアプリ不要

    地図アプリの車の時間だけで決めず、親がバスや電車で来る場合の時間と乗り換えの回数も確かめます。親がいずれ運転をやめるつもりなら、公共交通での時間を基準にしておくと、あとで行き来が途切れにくくなります。

  3. 家賃や住宅取得の支援制度を確かめるアプリ不要

    UR賃貸住宅の近居割は、親族の2世帯が同じ団地か半径2km以内の別の団地に住むと、新たに入居する世帯の家賃が5年間5%減額されます。対象エリア内ならUR以外の住宅との近居でも使える近居割WIDEもあります。

    市区町村によっては、親世帯の近くに住む子育て世帯への独自の支援もあります。住む予定の自治体の窓口やサイトで確かめましょう。

    出典:UR賃貸住宅「近居割・近居割WIDE」

  4. 引っ越す前に、行き来の決まりを話しておくアプリ不要

    「来る前にLINEを1本」「平日の夜は来ない」など、行き来の決まりは住み始める前のほうが話しやすいものです。会わない日の様子は短い動画で見られるようにしておくと、決まりを守りながら親も安心できます。

WITH SEENOW!

せーの!でやる場合

近くに住んでも、毎日会うわけではありません。せーの!は、家族で1日2秒の動画を撮って共有するアプリで、上の対策4の「会わない日の様子」を届けるのに使えます。

  • 動画は2秒が基本なので、保育園から帰ったあとの様子などを、忙しい平日でも撮って送れます。
  • 家族が投稿すると通知が届くので、親は家にいながら孫の今日の様子を見られます。

せーの!ではできないこと

  • 住まい選びや、近居割・自治体の支援の申し込みはできません。URや市区町村の窓口で確かめてください。
  • 親に急に来てもらう連絡には向いていません。電話やメッセージを使ってください。

POINT

この状況ならではの注意点

もう一方の実家との距離の差にも気を配る

妻の実家の近くに住めば、夫の実家とは相対的に遠くなります。住まいを決める前に夫婦で話し、遠くなる側の祖父母にも、会いに行く時期や様子の届け方を伝えておきましょう。

減額の条件は、契約の前に窓口で確かめる

URの近居割は、対象になる親族の範囲や世帯の条件があり、毎年度の審査もあります。20%の減額には世帯所得の条件があります。契約してから対象外とわからないよう、申し込みの前に店舗で確かめてください。

FAQ

よくある質問

親のほうが、私たちの近くに引っ越してくる場合も近居割は使えますか?

UR近居割は、近居する一方が子育て世帯か、満60歳以上を含む高齢者世帯であることが条件です。親世帯と子世帯が同時にURを契約した場合は、両方の家賃が減額されます。同居は対象外です。

近すぎて、毎日のように親が来るようになったらどうすればいいですか?

会う曜日を決めて、それ以外の日は短い動画などで様子を見てもらう形にします。断るのではなく、会う日を決める形で伝えると角が立ちにくくなります。