GUIDE
定年退職した父が、毎日家で暇そうにしている。孫との時間を楽しみにしてもらうには?
書き手:せーの!開発チーム最終更新:
孫の世話を丸ごと任せるより、曜日と役割が決まった小さな出番を作るほうが長続きします。 「土曜の午前は公園係」「運動会は撮影係」のように決め、会えない日にも様子が届く形を足しましょう。
WHY
なぜ起きるのか
「定年退職」の形は、ひと昔前より多様です。厚生労働省の令和7年「高年齢者雇用状況等報告」では、65歳までの雇用確保措置を実施済みの企業が99.9%で、その65.1%は継続雇用制度、31.0%は定年の引上げによるものでした。 60歳で区切りを迎えても嘱託などで働き続け、65歳前後で本当に会社を離れる人も多くいます。
| 項目 | 企業の割合 |
|---|---|
| 65歳までの雇用確保措置を実施済み | 99.9% |
| 65歳以上定年(定年制の廃止を含む) | 34.9% |
| 70歳までの就業確保措置を実施済み | 34.8% |
長く通った職場を離れると、毎日の予定と人と話す機会が一度に減ります。孫と過ごす時間は楽しみになりやすいものの、「いつでも来て」と言われるだけでは、遠慮して行けない父もいれば、毎日のように通ってしまう父もいます。 内閣府の令和7年版高齢社会白書では、何らかの社会活動に参加した人のうち生きがいを感じている人は84.6%で、参加しなかった人を23.0ポイント上回りました。孫との時間に加えて、家の外の居場所もあると安定します。
HOW TO
今日からできる対策
会う日を「曜日と時間」で決めるアプリ不要
「土曜の午前」「第2・第4日曜の夕方」のように、会う日を先に決めて父に伝えます。予定が決まっていると、父は待つ楽しみができ、子育て中の家族も準備がしやすくなります。急な訪問を断る気まずさも減ります。
父にしかできない役割を1つ渡すアプリ不要
公園での自転車の練習、図書館での絵本選び、虫取りなど、父が得意で、親が手薄になりがちなことを1つ頼みます。「孫の世話」ではなく「父の担当」にすると、出番として続けやすくなります。
行事の日は「撮影係」を頼むアプリ不要
運動会や発表会では、親は席取りや準備で手がふさがります。動画は父、写真は親のように分けると、父の出番がはっきりし、親も子どもを見る時間ができます。撮った動画は家族で同じ場所に集めましょう。
会えない日の楽しみを用意する
会う日を決めると、会えない日が寂しくなります。家族で毎日短い動画を見られる場所を作り、父にも散歩の景色などを撮ってもらうと、見るだけでなく自分も参加する日課になります。
WITH SEENOW!
せーの!でやる場合
せーの!は、家族や友達と1日2秒の動画を撮って共有するアプリです。上の対策4「会えない日の楽しみ」に使えます。
- アプリから招待リンクを発行してLINEなどで送れば、父はリンクを開いて家族のグループに参加できます。見られるのは招待したメンバーだけです。
- 操作は「撮る」「見る」の2つに絞っているので、スマホに慣れていない父にも説明しやすい作りです。
- その日のみんなの投稿は、自分が今日の分を投稿すると見られます。父が毎日2秒を撮ることが、そのまま日課になります。
- コメントや「いいね」の機能はないので、返事を気にせず見て、撮るだけで続けられます。
せーの!ではできないこと
- 孫と実際に会う時間や、父自身の地域での居場所の代わりにはなりません。
- 父のスマホの通知の許可などは、父の端末で設定する必要があります。
基本機能はずっと無料。
POINT
この状況ならではの注意点
母(祖母)の負担を見落とさない
父が孫に会いたがる一方で、家で迎える母は準備や片付けで疲れていることがあります。 会う場所を実家だけにせず、公園や子育て家庭の家にする日も作り、両親それぞれの希望を別々に聞いておきましょう。
父の予定を「孫のため」に空けさせすぎない
継続雇用や趣味の予定があるなら、そちらを優先してもらいます。予定が孫との時間だけになると、子どもが成長して会う回数が減ったときに、父の落ち込みが大きくなりがちです。
FAQ
よくある質問
定年後の父に、孫を毎日預けてもいいですか?
父が望んでいても、最初は週に決まった日だけにして、半年ほど様子を見るのが無難です。毎日になると、父の予定が立たなくなり、家にいる母の負担も増えます。
父が孫に会いに来すぎて困るときは、どう伝えればいいですか?
「来ないで」ではなく「この曜日に来てほしい」と、会う日を決める形で伝えます。会えない日も短い動画で様子が見られるようにすると、回数を減らしても寂しさが和らぎます。