GUIDE

祖父母が大好きな子が、帰省の別れ際に大泣きする。帰ってからも祖父母を呼んで泣くときは?

書き手:せーの!開発チーム最終更新:

別れ際に泣くのは、祖父母と過ごした時間が楽しかったからです。別れのあいさつを短く決まった形にし、 帰宅後は泣き止ませるより「会いたいね」と受け止めて、祖父母の写真や動画を一緒に見ましょう。

WHY

なぜ起きるのか

帰省の数日間、祖父母は朝から晩まで遊んでくれる特別な相手です。その時間が急に終わる別れ際に、1〜2歳の子が玄関で大泣きしたり、帰りの車や新幹線でも泣き続けたり、家に着いてからも祖父母を呼んで泣いたりすることがあります。

厚生労働省の保育所保育指針は、1歳以上3歳未満の時期を「自我が形成され、子どもが自分の感情や気持ちに気付くようになる重要な時期」としています。寂しい、まだ遊びたいという気持ちははっきりしてきても、それを言葉で伝える力はまだ育ちの途中です。泣くことが、その気持ちの出し方になります。

米国小児科学会の保護者向けサイトは、親と離れるときの不安について、多くの子が15か月か18か月ごろから難しさを見せ始めるとしています。親との別れについての説明ですが、その助言は祖父母との別れにも使えます。

HOW TO

今日からできる対策

  1. 別れのあいさつを、いつも同じ短い形にするアプリ不要

    米国小児科学会のサイトは、別れには短い決まった儀式を勧め、長引かせると気持ちの切り替えにかかる時間も長くなるとしています。「じいじとハイタッチして、玄関でバイバイ」のように毎回同じ形を決め、祖父母にも伝えておきます。泣き出しても、何度もお別れを繰り返さないようにします。

    出典:American Academy of Pediatrics, HealthyChildren.org "How to Ease Your Child's Separation Anxiety"

  2. 出発は、眠い時間とおなかがすいた時間を避けるアプリ不要

    同じサイトは、空腹や眠いときは別れがつらくなるとしています。昼寝の直前やお昼ごはんの前を避け、機嫌のよい時間にあいさつを済ませられるよう、電車の時間を選びましょう。

    出典:American Academy of Pediatrics, HealthyChildren.org "How to Ease Your Child's Separation Anxiety"

  3. 次に会える時を、子どもに分かる言い方で伝えるアプリ不要

    「お正月にまた来るね」は、小さな子にはまだ分かりません。米国小児科学会のサイトは「お昼寝のあと」「3回寝たら」のような言い方を勧めています。次の帰省が先なら「寒くなったら」「サンタさんが来たら」など、季節や行事と結びつけると伝わりやすくなります。

    出典:American Academy of Pediatrics, HealthyChildren.org "How to Ease Your Child's Separation Anxiety"

  4. 帰ってから呼んで泣くときは、受け止めて一緒に思い出すアプリ不要

    保育所保育指針は、思い通りにいかないときの不安定な気持ちを受け止め、立ち直る経験につなげることを保育の中で大切にしています。家でも「じいじに会いたいね」と気持ちを言葉にし、帰省中の写真を一緒に見ながら「お散歩したね」と話すと、気持ちを落ち着ける経験になります。

    出典:厚生労働省「保育所保育指針」(平成29年告示)第2章 保育の内容

  5. 祖父母の「いつもの様子」を短い動画で届けてもらうアプリ不要

    祖父母に、「おはよう」と手を振るだけの短い動画を送ってもらいます。会えない間も祖父母が同じように暮らしていると分かると、「また会える」が子どもに伝わりやすくなります。ビデオ通話で声を聞くと、かえって会いたくなって泣く子もいるので、様子を見ながら選びましょう。

WITH SEENOW!

せーの!でやる場合

せーの!は、家族や友達と1日2秒の動画を撮って共有するアプリです。上の対策5を、祖父母と一緒に続ける形にできます。

  • 祖父母も同じグループに入れば、2秒の動画を投稿できます。操作は「撮る」と「見る」の2つなので、スマホに慣れていない祖父母でも始めやすい作りです。
  • その日のみんなの投稿は、自分が今日の分を投稿すると見られます。親子で今日の動画を撮ってから、じいじ・ばあばの今日の動画を一緒に見る、という毎日の楽しみにできます。

せーの!ではできないこと

  • 泣いている子をその場でなだめる機能はありません。声を聞かせたいときは、電話やビデオ通話を使ってください。
  • 祖父母が投稿しない日は、祖父母の様子は届きません。毎日でなくてよいと伝えておきましょう。

POINT

この状況ならではの注意点

祖父母に「泣かせてしまった」と思わせない

別れ際に大泣きされると、祖父母は自分のせいだと感じたり、次から見送りを控えようとしたりします。泣くのは楽しかったからだと伝え、見送りはいつも通りしてもらいましょう。

「泣くならもう行かないよ」とは言わない

泣き止ませたくて言った一言でも、子どもには「祖父母に会えなくなる」と聞こえます。次に会える時を伝える言葉に置き換えましょう。

FAQ

よくある質問

別れ際に泣かせないよう、子どもが寝ている間に出発したほうがいいですか?

寝ている間に出ると、起きたときに祖父母がいないことに驚き、かえって長く泣くことがあります。泣いても短いあいさつをしてから出発し、次に会える時を伝えるほうが、子どもには分かりやすくなります。

祖父母を呼んで泣くたびに写真を見せると、余計に寂しくなりませんか?

写真を見て泣く日もありますが、会えない間も祖父母の話をしてよいと分かると、落ち着いて思い出せるようになっていきます。寝る前など泣きやすい時間は避けましょう。

3歳になっても毎回泣きます。

大きくなるにつれて、次に会える日を待つこともできるようになっていきます。カレンダーに祖父母に会う日の印をつけ、毎朝一緒に数えるなど、待つことを楽しみに変える工夫をしてみましょう。