GUIDE
遠くに住む祖父母に、帰省のたびに孫が人見知りして泣く。どうすればいい?
書き手:せーの!開発チーム最終更新:
人見知りは、身近な大人との愛着が育っている表れです。 会う前の1〜2週間に祖父母と短いビデオ通話を何回かしておき、会った直後は抱っこを急がず、親と祖父母が話す姿を先に見せましょう。
WHY
なぜ起きるのか
いちばんの理由は、この時期の発達そのものです。保育所保育指針解説では、6か月頃になると身近な人の顔が分かるようになり、そのぶん見知らぬ相手には人見知りをするようになると説明しています。 初めて会った人や知らない人に泣くのは、特定の大人との愛着が育っている現れとされています。泣かれるのは、祖父母が嫌われているからではありません。
2つめは、会う間隔です。国立社会保障・人口問題研究所の第7回全国家庭動向調査(2022年)では、親と同居していない世帯のうち、別居する親との距離が60分未満の割合は、妻の母で59.3%、夫の母で57.7%でした。 1時間以内に住んでいるのは6割に届かず、会えるのは連休や年末年始だけ、という家庭も少なくありません。数か月あくと、子どもにとって祖父母は「よく知らない大人」に戻ります。
| 親 | 60分未満 |
|---|---|
| 妻の父 | 57.5% |
| 妻の母 | 59.3% |
| 夫の父 | 56.9% |
| 夫の母 | 57.7% |
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第7回全国家庭動向調査 結果の概要」VI-2 別居する親との居住距離(2024年3月公表)
HOW TO
今日からできる対策
会う前の1〜2週間、短いビデオ通話を何回かするアプリ不要
12〜25か月の子どもを対象にした研究では、1週間リアルタイムのビデオ通話で関わった相手を、子どもは好み、見分けられるようになりました。録画の動画で関わった相手では、そうなりませんでした。帰省の前に、祖父母が画面の向こうで名前を呼んだり手をたたいたりする、数分の通話を何回か入れておきましょう。
祖父母に「今好きなもの」を伝えておくアプリ不要
好きなおもちゃ、歌、よく言う言葉を事前に伝えておくと、祖父母は会ったときにそこから入れます。同じ絵本やおもちゃを祖父母の家にも用意してもらうと、知らない家でも安心しやすくなります。
会った直後は抱っこを急がないアプリ不要
まずは子どもを親が抱っこしたまま、親と祖父母が楽しそうに話している様子を見せましょう。祖父母には少し離れた位置から笑いかけてもらい、子どもが自分から近づくのを待ってもらいましょう。
到着した日は予定を詰めないアプリ不要
長い移動のあとは、子どもも疲れて泣きやすくなっています。初日は親戚が集まる食事や外出を入れず、祖父母の家でゆっくり過ごす時間にあてると、2日目以降が楽になります。
WITH SEENOW!
せーの!でやる場合
せーの!は、家族や友達と1日2秒の動画を撮って共有するアプリです。人見知りそのものは解決できませんが、会うまでのあいだ、祖父母が孫の「今」を知っておくのに使えます。
- 祖父母を招待リンクで家族グループに招きます。リンクはLINEなどで送れて、見られるのは招待したメンバーだけです。
- 毎日の2秒の動画で、今好きな遊びやよく言う言葉が祖父母に伝わります。会ったときの話しかけ方の手がかりになります。
- 操作は「撮る」「見る」の2つなので、スマホに慣れていない祖父母でも始めやすい作りです。
- 父方と母方で別のグループを作れるので、それぞれの祖父母に合わせて共有できます。
せーの!ではできないこと
- 録画の動画を見せるだけで、子どもが祖父母の顔を覚えるとは限りません。顔を覚えてもらうには、いつものビデオ通話アプリで、その場でやり取りする時間を作ってください。
基本機能はずっと無料。
POINT
この状況ならではの注意点
泣かれても、祖父母が落ち込まないように先に伝えておく
帰省の前に「泣くかもしれないけれど、成長しているしるし」と祖父母に伝えておきましょう。親が気をつかって無理に抱っこさせるのも防げます。
通話を見せる時間は大人の都合より子どもの機嫌で決める
眠い時間や食事の前は、画面を見ても泣きやすくなります。祖父母が通話しやすい時間より、子どもの機嫌がいい時間に短くつなぐほうが続きます。
FAQ
よくある質問
祖父母に泣くのは、嫌っているからですか?
保育所保育指針解説では、初めて会った人や知らない人に泣くのは、特定の大人との愛着が育っている現れとしています。祖父母が嫌われているわけではないので、会う回数ややり取りを重ねて慣れてもらいましょう。
写真や録画の動画を見せておけば、顔を覚えてくれますか?
12〜25か月の子どもの研究では、相手が好まれ見分けられたのはリアルタイムのビデオ通話のときで、録画の動画ではそうなりませんでした。顔を覚えてもらう目的なら、短くてもその場でやり取りできる通話を入れましょう。
帰省のあいだに慣れてくれません。
滞在が数日だと、慣れたころに帰る日が来ることもよくあります。無理に慣らそうとせず、帰ったあとも短い通話を続けて、次の帰省までのあいだを空けすぎないようにしましょう。