GUIDE

イルミネーションや誕生日のろうそくの前で、動き回る子どもを撮るとブレたり真っ暗になったりする。どう撮ればいい?

書き手:せーの!開発チーム最終更新:

暗い場所のスマホは、光を集めるあいだに動いた分がブレになります。 ナイトモードは止まった一瞬だけに使い、走り回る場面は動画を回しながら静止画も撮る、子どもを明かりの近くに立たせる、の3つで分けましょう。

WHY

なぜ起きるのか

暗い場所でスマホが写真を明るくするには、シャッターを押してから光を集める時間が要ります。iPhoneのナイトモードはiPhone 11以降で暗い場所では自動でオンになり、アイコンの横に出る数字がその撮影にかかる時間です。Appleは、撮影が終わるまでiPhoneを動かさないよう案内しています。

ここで問題になるのは、スマホだけでなく子どもも動くことです。GoogleはPixelの夜景モードについて、撮影中に被写体とカメラの両方が完全に静止している必要があると説明しています。イルミネーションの前で走り回る子や、ろうそくを吹き消そうと身を乗り出す子は、この条件にまず当てはまりません。手ぶれを抑えても、子どもの動きの分だけブレが残ります。

フラッシュを使えば動きは止まりますが、別の問題が出ます。iPhoneはフラッシュやLive Photosを有効にするとナイトモードが無効になり、Pixelもフラッシュがオンだと自動夜景モードが働きません。イルミネーションやろうそくの灯りが消えて写り、顔だけが白く浮きやすくなります。

場面撮り方
ろうそくの前で「せーの」で止まれるナイトモード。スマホをテーブルに置いて構える
ふーっと吹き消す・走り回る動画を回し、録画中に静止画も撮る
周りが真っ暗で顔が見えないフラッシュあり・なしの両方で撮って比べる
暗い場所の場面ごとの撮り分け

出典:Apple サポート「iPhoneでナイトモードを使う」/Apple「iPhoneのカメラでビデオを撮影する」(iPhoneユーザガイド)/Google「Google Pixel または Google Pixel Tablet を使って暗い場所で、または夜間に写真を撮影する」(Pixel カメラ ヘルプ)

HOW TO

今日からできる対策

  1. ナイトモードは「止まれる一瞬」だけに使うアプリ不要

    ろうそくを吹き消す前に「3つ数えるあいだ止まってね」と声をかけ、そのあいだにナイトモードで撮ります。スマホはテーブルやケーキの箱の上に肘ごと置くとぶれにくく、Appleも三脚の使用をすすめています。

    出典:Apple サポート「iPhoneでナイトモードを使う」/Apple「iPhoneカメラでナイトモード写真を撮る」(iPhoneユーザガイド)

  2. 動く場面は、動画を回しながら静止画も撮るアプリ不要

    吹き消す瞬間やイルミネーションの中を走る姿は、写真より動画で撮るほうが失敗が減ります。iPhoneは録画中に白いシャッターボタンを押すと静止画も撮れるので、動画を回したまま「ここ」という瞬間に押します。Androidは機種によって操作が違うので、取扱説明書で確かめてください。

    出典:Apple「iPhoneのカメラでビデオを撮影する」(iPhoneユーザガイド)

  3. 子どもを明かりの近くに立たせるアプリ不要

    イルミネーションを子どもの真後ろに置くと、背景ばかり明るく顔が暗くなります。街灯や店先の明かり、光るオブジェの正面側に子どもを立たせ、イルミネーションは横か斜め後ろに入れると、顔に光が当たって撮影の時間も短くなります。

  4. 暗い動画は、ビデオの設定を見直すアプリ不要

    iPhoneのFPS自動調整は、暗い状況でフレームレートを自動で24fpsにして画質を上げます。手ぶれを強く抑えるアクションモードは明るい場所向けで、暗い場所で使うなら「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」の「アクションモード(低照度)」をオンにします(対応機種のみ)。

    出典:Apple「iPhoneのビデオ録画設定を変更する」(iPhoneユーザガイド)

WITH SEENOW!

せーの!でやる場合

暗い場所できれいな静止画を残す設定は、スマホの標準カメラで行う必要があります。せーの!は、ろうそくを吹き消す一瞬のような短い場面を家族に届けるのに使えます。

  • 動画は2秒が基本なので、「ふーっ」と吹き消す一瞬だけを撮って、来られなかった祖父母のグループに共有できます。投稿すると家族に通知が届き、見られるのは招待したメンバーだけです。

せーの!ではできないこと

  • 投稿できるのはせーの!のカメラで撮ったものだけです。標準カメラのナイトモードで撮った写真を、あとからせーの!に投稿することはできません。

POINT

この状況ならではの注意点

撮影に夢中で、ろうそくから目を離さない

撮る人がスマホの画面ばかり見ていると、身を乗り出した子どもの髪や袖が火に近づいても気づけません。ろうそくの前では、撮る人と見守る人を分けるか、火を点けてから吹き消すまでは撮るのをやめて見守りましょう。

イルミネーション会場の決まりに従う

会場によっては、三脚や自撮り棒を使えない場所や、立ち止まって撮れない通路があります。人の多い場所では、スマホを柵や手すりに当てて構えるなど、通行のじゃまにならない方法で撮りましょう。

FAQ

よくある質問

フラッシュを使えば、ブレずに撮れますか?

動きは止まりやすくなりますが、iPhoneでもPixelでもフラッシュをオンにすると暗い場所向けのモードが働かず、イルミネーションやろうそくの灯りが消えたように写りがちです。Googleは、フラッシュあり・なしの両方で撮って鮮明なほうを選ぶよう案内しています。

動画から切り出した写真は、画質が落ちますか?

動画のコマは、同じ場面の写真より画質が下がることがあります。iPhoneなら録画中にシャッターボタンを押して静止画として撮っておくと、動画とは別に写真が残ります。