GUIDE

転勤で小学生の子が転校する。転校の時期と、前の学校の友達とのつながりはどう考える?

書き手:せーの!開発チーム最終更新:

転校の時期は、学期の区切りまで今の学校に通う区域外就学ができるかを、両方の教育委員会に確かめてから決めましょう。 前の友達とは、転居届で1年間届く手紙を入り口に、親同士で続け方を決めておくと安心です。

WHY

なぜ起きるのか

転勤の辞令は年度の途中に出ることも多く、引っ越しの日と学校の区切りがそろうとは限りません。 学年の途中で転校すると、授業の進み方や行事の時期が前の学校とずれ、クラスの友達関係もできあがった中に入ることになります。

一方で、引っ越したあとも学期の終わりまで前の学校に通い続ける方法があります。住所のある市町村以外の学校に通う「区域外就学」で、学校教育法施行令9条に手続きが定められています。 認められるかどうかや期間は市町村の判断によるので、使えるかは事前に確かめる必要があります。

友達とのつながりも悩みどころです。小学生のうちは自分のスマホを持っていない子も多く、やりとりは手紙や親を通した連絡が中心になります。 転校して時間がたってから「前の学校に戻りたい」と泣く子もいて、親が気持ちの受け止め方に迷うこともあります。

HOW TO

今日からできる対策

  1. 区域外就学ができるか、両方の教育委員会に確かめるアプリ不要

    引っ越し先の学校に移るのか、学期末や学年末まで今の学校に通うのかで、子どもの負担は変わります。区域外就学は、受け入れる側の承諾を得て、住所地の教育委員会に届け出る仕組みです。通学の手段や時間も含めて、今の学校がある市町村と転居先の教育委員会の両方に相談しましょう。

    出典:学校教育法施行令 第9条(区域外就学等)(e-Gov法令検索)/文部科学省「就学事務Q&A3 就学すべき学校の指定の変更や区域外就学について」

  2. 今の学校には、時期が決まったらすぐ伝えるアプリ不要

    転学すると、指導要録の写しは学校から転学先の学校へ送られます。保護者は今の学校から渡される書類を受け取り、転居先の市区町村での転入の手続きのあと、指定された学校へ持っていきます。手続きの順番は自治体によって違うので、今の学校で確認しておきましょう。

    出典:学校教育法施行規則 第24条(e-Gov法令検索)

  3. 友達には、新しい住所を書いたカードを渡すアプリ不要

    お別れのときに、新しい住所を書いたカードを親同士で渡しておくと、手紙のやりとりを始めやすくなります。日本郵便の転居届を出しておけば、届出日から1年間は旧住所あての手紙も新住所に届きます。届出日から数えるので、引っ越しの直前に出すと転送期間を長く使えます。

    出典:日本郵便「転居・転送サービス」

  4. 「戻りたい」と泣いたら、気持ちを聞いてから一緒に方法を考えるアプリ不要

    前の学校の何が恋しいのかを聞いてみると、特定の友達なのか、先生なのか、遊びなのかが見えてきます。友達なら手紙を書く、遊びなら新しい町で同じことができる場所を探すなど、子どもと一緒に具体的な次の一歩を決めましょう。

WITH SEENOW!

せーの!でやる場合

せーの!は、家族や友達と1日2秒の動画を撮って共有するアプリです。この悩みでは、親どうしの近況の共有に限って使えます。

  • 前の町で親しくしていた家族とのグループを、家族とは別に作れます。見られるのは招待したメンバーだけなので、新しい町での毎日の2秒を、親どうしで見せ合えます。

せーの!ではできないこと

  • 子ども同士が直接連絡を取り合うためのアプリではありません。子どもの友達とのやりとりは、手紙や親を通した連絡で続けてください。
  • 区域外就学や転校の手続きはできません。

POINT

この状況ならではの注意点

区域外就学は、通学の安全と負担も考える

前の学校に通い続けられても、引っ越し先からの通学に時間がかかると、子どもも送り迎えをする親も疲れます。期間を区切り、通学の方法を決めたうえで選びましょう。

手紙は、続かなくても責めない

転校した友達との手紙は、書くことがなくなって自然に途絶えることもよくあります。途絶えても、子どもが悪いわけではないと伝え、また書きたくなったときに書ける道具を用意しておきましょう。

FAQ

よくある質問

転校は学年の始めと夏休み明けのどちらがいいですか?

決まった正解はありません。学年の始めはクラス替えに合わせて入りやすく、学期の途中より授業や行事のずれも少なくなります。引っ越しの日と合わない場合は、区域外就学で区切りまで今の学校に通えるかも含めて検討しましょう。

転校した友達から手紙が届いたら、返事を書かせたほうがいいですか?

子どもが書きたがるなら、短くても返事を書けるよう手伝いましょう。何度も続けるかどうかは子どもの気持ちに任せ、親同士で無理のない範囲を話しておくと安心です。